宇宙開発について、我思う。AND YOU?
2004年7月2日 旅行つい数日前、ついに人類初、民間の力で宇宙旅行を実現させるという快挙が達成されました。
大学院で宇宙開発関連の研究に携わる俺としては、というかもともと俺宇宙とか、星とか、好きだったんでねえ、非常にテンションあがりました。
俺の会ったこともある関係者の方も見に行かれたそうです!すげえ!ってか俺の研究室に宇宙飛行士が来る!これもすげえ!
というか最近ぐっと宇宙開発が身近になってきたなあ・・・
昔の、受験時代の自分からすると夢のようなお話。
もっと今を大切に生きなきゃあかんね、これまじで。
話変えます。
「the eagle has landed.」
知ってます?
人類初めての月面着陸、人類が発した記念すべき言葉です。
あれは1969年7月、アポロ11号が、「月の静かな海」に着陸したときのことです。
あれから約35年、どう変わったでしょうか。
世の中は劇的に進歩を遂げたでしょう。
IT革命、CPU、インターネット、自動車、バイオテクノロジー・・・
あげればきりがないですよね?
69年に携帯電話でテレビが見れるとか、写真が送れるとか、
そんな概念あったでしょうか?
答えは、「ノー」です。
あれから宇宙開発はぐっと進んだかと言われると、「ノー」ではないでしょうか。
なぜか。
コストがかかるからです。
現在の宇宙開発には障害が大きすぎるんです。
例えば日本、税金の使いすぎですよね。
資金のやりくりがビジネスとして成立していないという大問題がそこにあります。
民間の支援、協力、そして相互理解が必要で、技術の確立は
その後でいいんです。
現在オービタル宇宙旅行(地球軌道)を取り扱っている世界で唯一の旅行会社がSpace Adventures社です。この会社の旅行客として2001年4月にはアメリカのDenis Tito氏が、2002年4月には南アフリカのMark Shuttleworth氏がロシアのソユーズ宇宙船にて打ち上げられ、国際宇宙ステーションへの1週間の宇宙旅行を果たしました。二人は20億円以上の巨費を払ってこの宇宙旅行への切符を手に入れました。
20億円!
ありえんでしょ?
だから、宇宙旅行がとてつもないものという認識が生まれるんです。みんな行きたいとは思っていても。
でも、そこには確実にニーズがあるんです。
3000人の老若男女にアンケートを実施したところ、約70%の人が、
「宇宙に泊まって地球が見たい」
「収入の3ヶ月分を支払ってでもよい」
と考えていることがわかりました。
宇宙旅行をビジネスとして成立させるためには、旅行代金が約295万円ほどがよいことが調査からわかったようです。
では、なぜ宇宙を目指すのか。
1.国境の無い美しい地球や、我々を過酷な宇宙環境から守ってくれる非常に薄い大気の層、暗黒の宇宙空間を体験することで、“宇宙的視野”を獲得し、人類の平和や繁栄を心から願うようになるごく限られた人達だけでなく、多くの人々がこのような宇宙体験をすることで、やがて人種や国境を越えたコスモポリタン(地球人)としての共通な問題意識がはぐくまれ、紛争や環境破壊を含む世界が直面する多くの問題を前向きに解決する契機になる
2.無重力下や、微笑重力下での研究、開発のメリットが存在する。材料や、衛星などのニースがある。
3.人間が本来持つ知的好奇心。
人間にとって宇宙は憧れ、不思議の的です。知らないものを知りたい、知ろうという精神は人間が人間である理由ではないでしょうか。
4.地球の限界がきた場合や、隕石衝突による昔では不可抗力と思われた人類絶滅回避につながる。これは将来地球の微妙なバランスが崩れ、住むことができなくなった場合に生きたい、生き残りたい、子孫を残したい、という人間の本来の性格からして必須となるのではないか。
5.新エネルギーの発見。模索。
地球には存在しない物質を得ることや(例えばヘリウム3)や、太陽エネルギーを効率よく地球に送る、など、いずれ絶対にくるエネルギー問題を解決する糸口となる。
6.一人が200〜300万円を支払って年間に100万人程度が宇宙旅行(準軌道旅行)に行くとして、年間に1兆円規模の市場が存在する。これは現在の飛行機の市場に匹敵する長巨大ビジネスである。とかね。いろいろあるわけですよ。専門家のお話では2016年度から観光丸プロジェクトが本格的に始まる、や。2030年には成立する、など。いろんなデータがあるようでした。どのみち、方向性を間違ってない、理解を得た上での宇宙開発に期待いたします。
オールナイトニッポンを聴きながら、
サッカーまで耐えるためにこんな長文をぶり返しました。
俺のポルトガルに負けるチームはどこやねん!
ドンと来い!
今日の一言
「今、日本ヒップホップ最大の事件が起きている最中です。
(当然ニュースなんかにはなんないけど)」
大学院で宇宙開発関連の研究に携わる俺としては、というかもともと俺宇宙とか、星とか、好きだったんでねえ、非常にテンションあがりました。
俺の会ったこともある関係者の方も見に行かれたそうです!すげえ!ってか俺の研究室に宇宙飛行士が来る!これもすげえ!
というか最近ぐっと宇宙開発が身近になってきたなあ・・・
昔の、受験時代の自分からすると夢のようなお話。
もっと今を大切に生きなきゃあかんね、これまじで。
話変えます。
「the eagle has landed.」
知ってます?
人類初めての月面着陸、人類が発した記念すべき言葉です。
あれは1969年7月、アポロ11号が、「月の静かな海」に着陸したときのことです。
あれから約35年、どう変わったでしょうか。
世の中は劇的に進歩を遂げたでしょう。
IT革命、CPU、インターネット、自動車、バイオテクノロジー・・・
あげればきりがないですよね?
69年に携帯電話でテレビが見れるとか、写真が送れるとか、
そんな概念あったでしょうか?
答えは、「ノー」です。
あれから宇宙開発はぐっと進んだかと言われると、「ノー」ではないでしょうか。
なぜか。
コストがかかるからです。
現在の宇宙開発には障害が大きすぎるんです。
例えば日本、税金の使いすぎですよね。
資金のやりくりがビジネスとして成立していないという大問題がそこにあります。
民間の支援、協力、そして相互理解が必要で、技術の確立は
その後でいいんです。
現在オービタル宇宙旅行(地球軌道)を取り扱っている世界で唯一の旅行会社がSpace Adventures社です。この会社の旅行客として2001年4月にはアメリカのDenis Tito氏が、2002年4月には南アフリカのMark Shuttleworth氏がロシアのソユーズ宇宙船にて打ち上げられ、国際宇宙ステーションへの1週間の宇宙旅行を果たしました。二人は20億円以上の巨費を払ってこの宇宙旅行への切符を手に入れました。
20億円!
ありえんでしょ?
だから、宇宙旅行がとてつもないものという認識が生まれるんです。みんな行きたいとは思っていても。
でも、そこには確実にニーズがあるんです。
3000人の老若男女にアンケートを実施したところ、約70%の人が、
「宇宙に泊まって地球が見たい」
「収入の3ヶ月分を支払ってでもよい」
と考えていることがわかりました。
宇宙旅行をビジネスとして成立させるためには、旅行代金が約295万円ほどがよいことが調査からわかったようです。
では、なぜ宇宙を目指すのか。
1.国境の無い美しい地球や、我々を過酷な宇宙環境から守ってくれる非常に薄い大気の層、暗黒の宇宙空間を体験することで、“宇宙的視野”を獲得し、人類の平和や繁栄を心から願うようになるごく限られた人達だけでなく、多くの人々がこのような宇宙体験をすることで、やがて人種や国境を越えたコスモポリタン(地球人)としての共通な問題意識がはぐくまれ、紛争や環境破壊を含む世界が直面する多くの問題を前向きに解決する契機になる
2.無重力下や、微笑重力下での研究、開発のメリットが存在する。材料や、衛星などのニースがある。
3.人間が本来持つ知的好奇心。
人間にとって宇宙は憧れ、不思議の的です。知らないものを知りたい、知ろうという精神は人間が人間である理由ではないでしょうか。
4.地球の限界がきた場合や、隕石衝突による昔では不可抗力と思われた人類絶滅回避につながる。これは将来地球の微妙なバランスが崩れ、住むことができなくなった場合に生きたい、生き残りたい、子孫を残したい、という人間の本来の性格からして必須となるのではないか。
5.新エネルギーの発見。模索。
地球には存在しない物質を得ることや(例えばヘリウム3)や、太陽エネルギーを効率よく地球に送る、など、いずれ絶対にくるエネルギー問題を解決する糸口となる。
6.一人が200〜300万円を支払って年間に100万人程度が宇宙旅行(準軌道旅行)に行くとして、年間に1兆円規模の市場が存在する。これは現在の飛行機の市場に匹敵する長巨大ビジネスである。とかね。いろいろあるわけですよ。専門家のお話では2016年度から観光丸プロジェクトが本格的に始まる、や。2030年には成立する、など。いろんなデータがあるようでした。どのみち、方向性を間違ってない、理解を得た上での宇宙開発に期待いたします。
オールナイトニッポンを聴きながら、
サッカーまで耐えるためにこんな長文をぶり返しました。
俺のポルトガルに負けるチームはどこやねん!
ドンと来い!
今日の一言
「今、日本ヒップホップ最大の事件が起きている最中です。
(当然ニュースなんかにはなんないけど)」
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